信楽若冲サイクリング

信楽のMIHOミュージアムまで自転車仲間とサイクリングに行ってきました。

「伊藤若沖の展覧会へサイクリングがてら行く予定」

と言うpedalさんに便乗させてもらう形での「信楽若冲サイクリング」

普段走りなれている道なのでなんとかなるだろう、と言う事でボクが案内役です。

しかし宇治市植物公園を出発する頃には空からポツポツ雨が、、、

気温も低めで生憎の天気の中、宇治川ラインを進みます。
大石のコンビニで小休止の後、R422から富川林道に入りMIHOミュージアムに着いたのが11時過ぎ。

見学の前にレセプション棟の「PEACH VALLEY」でちょっと早めのランチタイム。
ボクは季節野菜のパスタを注文しました。

野菜は美味しいけどオリーブオイルを使いすぎでちょっと残念、、、

お腹がふくれた一行はミュージアムへ。

予想通り自転車装束はかなり浮いてます（笑）

そして本日のメインイベント「伊藤若冲ワンダーランド」

若冲の絵に関してボクがどうこう言えるほど知識はありません。

ただ今回の展示の目玉と言っていい「象と鯨図屏風」は、彼が80歳を超えてからの作品だと言う事に感銘を受けました。

建築で言うならばル・コルビュジェ晩年の作「ロンシャン礼拝堂」なんかにも感じるのですが、しっかりしたベースがあって、その上にある自由というか無邪気さというか「洒落たジジイ」みたいな感じがいいです。

そんな洒落のわかる格好良いジジイに自分もなりたいなぁ。

若冲展を楽しんだ後はふたたびサイクリング。

MIHOミュージアムは山の上にあるので帰りは当然下り、めっちゃ寒いです、、、

出来る限り国道を使わずに、裏道を使って朝宮の茶店「洞之園」へ。

囲炉裏を囲んでぜんざいで暖まります。

こういうのがオトナのサイクリングっぽくていいですね。

体が温まったところで、本日最後のミッションをはたすため一気に青谷へ。
途中の旧裏白峠では、思った以上に廃道化が進んでいてビックリしましたが、なんとか無事に「城陽酒造」に到着。

今年の新酒は今日から販売で、さっそく新酒「たれくち酒」を購入。
量り売りの「蔵通い」、酒粕、梅酒の残りの梅なんかもリュックに詰め込み、お酒の重みを感じながら、真っ暗になるまでには宇治植物園に到着できました。


今回初めて道案内人を務めたわけですが
駐車場の関係で出発が遅れたり、ランチが意外と時間がかかった事で
戻る頃にはかなり暗くなってしまったのは反省すべき点でした。
仮にパンクでもあれば夜間走行になっていたわけですから、、、


でも次のルート考えて待ってますので
これに懲りずまた一緒に走りましょう！